ASUSお馴染み 四角形のスタイラスペンが本体収納できる Surfaceライクな 軽量エントリー Chromebook ASUS Detachable CM3。

せっかくの「ペン+タッチ液晶」なので、実用的に(お仕事で)電子メモとして使えないか試して合点。
まず初期状態のまま わりとしっくりくる書き文字が可能な Google Keep を使ってみたところ、液晶画面の反射(ギラつき)と、固さゆえのペンのすべりで、どうも旨く使えなかった。

現在、電子メモとして活躍している Supernote A6Xでは、ワコムのペンと、しっとり柔らかい電子ペーパーで、優れた書き味を実現しているので・・・とヒントを得て、「紙のような、やわらかい、書きやすい」液晶保護フォルムはないか、と探した。
ペーパーライク保護フィルムという名前で、各社から、リーズナブルなお値段で発売されていたので貼り付けてみると。

おお。とたんにスラスラ書けるようになった。
角張ったスタイラスペンは、お世辞にも書き味が良いとは言いがたいが、慣れるとペンでの手書きメモくらいなら、かなり実用的だ。
ケント紙を意識したというペーパーライク保護フィルムは、なるほど、たしかにケント紙風(あくまでも風)。
スマホやタブレットなどで、うまく手書きできないな~というのは、ペン側の問題ではなく、書き面の影響も大きいと改めて知った。
たしかに、硬いペンで硬い面に書くのって、難しいものね。
ペンと面の組み合わせで、書き味=書きやすさ。開発者には頭が下がります。
絵を描くというほどではないけれど、仕事のメモ、などでは十分性能だと思う。

次の課題は「メモアプリ」。
CM3の性能の問題もあると思うが、とにかく、うまい具合に「メモ」できるアプリがない。
”手書きできる”、”かわいく装飾できる”、”とりあえず手書きメモ”のようなものは、散見されるのだが、お仕事メモの場合、

「あるメモ帳」という数ページに渡る一つのメモ

として扱えて、オフラインで使えて、オンラインでもPCや他のデバイスと同期できて、
それでいて、ささっと「手書き=メモ」出来ないと困る。ぜいたくなのだろうか(笑)

MS OneNote が 当初理想だと思ったのだけれど、手書きしてみると、遅延が激しく、とても書いているとは言えずあきらめる。
人気のメモ帳も、たしかにメモはできるが、管理機能がニーズに合っていない。
また、オンラインでないと使えないか、逆にオフラインでないと使えないか、また専用のクラウドを契約しないと使えないか。
Google Keep も利便性は高いのだが、1枚のメモ帳をたくさん並べることは問題ないものの、数ページに渡るノート記述、となると弱いように思う。

豊富な機能を求めているわけではない。単にメモで良いのだ(笑)
写真が一緒に貼れなくても構わない、それは別のアプリで・・・・
ん?意外なところから Evernote の存在に気づいた。主に「名刺管理」だけに(笑)使っている Evernote for business 契約があるのだが、管理面・クラウド同期は言うことなしなので、手書きメモはどうだろう。
たしか、手書き機能があったような・・・

あった(笑)


はっきり言って機能的にはショぼい。背景に罫線が出るわけでもなく、ペンの筆圧感知もロクにしない、色や表現力も見劣りする。
が、CM3 と相性がいいのか、さくさくっとメモ書きできた。
1枚の紙に書くと、次のページを用意するボタンで、続きを書ける。
メモとしての最低限の機能はある。(もちろん、もうちょっと、何とかならんのかみたいなところはあるが)書いたあとの管理がやはり行いやすい。

スマホでもPCでも閲覧、画像としてDLできる。
メモに対して、テキストも入れられるので、あとから検索もラクチン。
そもそもメモ作成の前に、「ノート」グループをつくるので、探すのに困ることは、まあない。
しばらくは Evernote で使ってみよう。

LTEに対応はしてないものの、最新の Chrome OS 88 で、スマホと連携設定しておくと、Chromebook 側から、テザリングの ON/OFF が出来るようになった。この点でも、使い勝手はずいぶんとよくなっている。
実用Chrome book。
あとは Windows の問題だけ・・・だが、よくよく考えれば Windows がどうしても必要な時は Windows PCに登場してもらえば良いよね。